- ストレングスファインダーとは?
- ストレングスファインダーをやるメリットとは?
- ストレングスファインダーの受け方
- ストレングスファインダーを日常に活かしていこう!
この記事を読んでいるあなたは、おそらく「ストレングスファインダー」を
- 聞いたことがあって気になっている
- これから受けようか迷っている
という方が多いかと思います。
そもそもストレングスファインダーとは…
私も「ストレングスファインダー」の存在を最近知りました。自分の強みを言語化して理解することが今後のキャリアに活かせるのでは?と思い、実際ストレングスファインダーをやってみました!
私もキャリアを見直したいと思っていたところなのです!
「自分の強みを知った上で仕事に活かしたい」「生産性の高いチームを作りたい」「部下のパフォーマンスを高めたい」という方の利用をおすすめします。
結論、ストレングスファインダーは特にこんな方におすすめです。
- 就職活動をされる方
- 転職活動をされる方
- チームで仕事をされる方
- チームのリーダーのポジションの方
もちろん上記以外の方でも自分の強みに興味がある方にはおすすめです!
この記事では、実際に受けてみた筆者が感じたメリットや活用の仕方をお伝えしていきたいと思います。
それではもっとストレングスファインダーについて掘り下げていきます!
ストレングスファインダーとは
冒頭も少し触れましたが、「ストレングスファインダー」についてもう少し詳しくお伝えしたいと思います。
ストレングスファインダーを受けるにはお金(2,000円程度)が発生します。どんなものか理解を深めてからトライしましょうね!
ストレングスファインダーについて
参考:Gallup社HP
ストレングスファインダーはアメリカのコンサルティング会社「Gallup社」が開発した自身の強みを明らかにする自己分析ツール。177問の質問に答えると、34個ある資質の中から自分の強みが分かり、自分の強みを可視化することができます。
それではもっとストレングスファインダーについて掘り下げていきます!
- 34個ある資質の中から自分の上位の強みが分かる
- 自分の強みが可視化(言語化)される
177個の質問に回答すると34個の資質のうち最も「強み」になり得る上位5つの資質が分かります。自分がどのような資質を持っているか言語化されるので、自分の強みを理解するのに大変便利です。
(※実際ストレングスファインダーが測定するのは「才能」であって「強み」ではないとのこと。にもかかわらず「ストレングスファインダー」と名付けられている理由は最終目標がその人の真の強みを築くことにあり、才能は強みの元となる一要素に過ぎない。)
177問の質問は、持っているスキルについての質問(学歴など)ではありません。そして1問に対して回答時間はたったの20秒。
なんでそんなに回答時間が短いの?!
短い理由は最初に浮かんだ本能的な回答の方があれこれ考えたものよりも本質を明らかにするから。
なるほど!あと、ストレングスファインダーって受けるたびに上位資質が変わりそうだけど実際のところはどうなんだろう?
確かに人は時間とともに変わり、性格も状況に応じて変化します。しかし!研究者たちは「人の核となる性質は成人期を通じて比較的安定している」ということを発見。
最近の研究では「性格の軸」となる特徴は、幼少期と大人になってからを比較しても驚くほど共通しているということが分かったらしいです!
(※ニュージーランドで23年間、1000人の子供を対象に行なわれた研究によると3歳のときに観察された性格は26歳の時に報告された性格の特徴と驚くほど共通していた)
だからストレングスファインダーで測定される資質は性格における不変の要素。つまり簡単に変化しやすい部分でないところを測定するテストなので、受けるたびに結果がガラッと変わるという可能性は高くないと言えます。
なるほど!納得しました!これなら測定するタイミングを深く考えなくてもよさそうですね!
ストレングスファインダーで分かる34の資質とは?
続いてストレングスファインダーで分かる34の資質とはいったい何なのかご紹介します。
34の資質は以下の4つの領域に分けられています!
- 実行力
- 影響力
- 人間関係構築力
- 戦略的思考力
この資質が多ければ多いほど、物事を論理的にとらえる人が多い傾向があります。
以上4つの領域に分けられた34の資質でした。ストレングスファインダーの測定をすると、この34の資質の中から上位資質5つが強い順に分かります!
言葉だけ見てもどんな資質なのか分かりにくいのもあるね。
たしかにその通り!でも安心して下さい。資質の名称だけでなく、その資質の特徴が詳しく書いたレポートを手に入れることができるので、それを読めば大丈夫♪
ストレングスファインダーがおすすめな人
実際にストレングスファインダーに取り組んだ筆者が思う、ストレングスファインダーがおすすめな人は特にこんな人です!
- 就職活動をされる方
- 転職活動をされる方
- チームで仕事をされる方
- チームのリーダーのポジションの方
実際私は転職活動をきっかけに自分の強みを言語化したくてストレングスファインダーに取り組みました。
就職・転職活動の場面では、自分の強み・実績を簡潔に言語化して伝えることが必須です。
どれだけすごい偉業を成し遂げていても、その事実そのものより、そこであなたが発揮した能力が企業にとっては大事。
ストレングスファインダーで言語化された強みから、自分自身の実績の中で当てはまるようなエピソードはないかな?と照らし合わせてみると面接でアピールしたいことが明確になりました。
自分で当たり前と思っていることが他人からすると実はとんでもない強みだったりします。その強みの可能性を客観的に教えてもらえるのがストレングスファインダーだと感じています。
また、チームで仕事をする人・仕事でリーダーポジションの方にもおすすめだと感じています!ご自身の強みを知ることでチームの中で、またはリーダーとしてどのように立ち振る舞ってチームをまとめることが自分にとって最適なのか理解するきっかけになると思います。
可能なら、チームメンバーのストレングスファインダーも知れるとチームメンバーの強みを活かした体制づくりができるかもしれないですね!
ストレングスファインダーにはどんなメリットがあるの?
ストレングスファインダーにはどんなメリットがあるのでしょうか?
メリットは大きく3つあります!
- 自分の強み・資質が分かる
- 自分の強みの活かし方が分かる
- 自分を知り、他人を知ることができる
自分の強み・資質が分かる
これは自己分析の第一歩ですね。
自分の強みは何なのか、まず理解することができるのがメリット一つ目です。この強みを徹底的に分析することがあなたにとっての豊かな人生設計へと繋がります。
強みや資質を知るのはまず第一歩。これだけで終わるのではほぼ意味がありません。ストレングスファインダーはただそれだけで終わらないのがメリット2つ目「自分の強みの活かし方が分かる」ことです
自分の強みの活かし方が分かる
あなたの強みが項目として分かり、さらにその強みを持っている人がどのように行動すればよいかの行動アドバイス知ることができます。
私の強みの1位は「最上志向」なのですが、最上志向の行動アドバイスの一部はこのような感じです
【一例】最上志向の資質
優秀であること、平均的ではなく。これがあなたの基準です。平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要しますが、あなたはそこに全く意味を見出しません。平均以上の何かを最高のものに高めることも、同じように多大な努力を必要としますが、はるかに胸躍ります。自分自身のものか、他人のものかにかかわらず、強みはあなたを魅了します・・・・・・
引用:さあ、才能に目覚めよう P97
【一例】最上志向の資質を持った人への行動アイデア
人の成功を助ける職務を探しましょう。コーチングやマネジメント、メンタリングをしているとき、人に教えているとき。強みに着目するあなたは。人々に利益をもたらしている自分に気づくでしょう。多くの人にとって自分の得意なことを見つけるのは難しいことなので、詳細に説明して、彼らの優秀な能力に気づかせることからはじめてください。
引用:さあ、才能に目覚めよう P99
※資質、行動アイデアともに、本より一部抜粋
このようにそれぞれの資質の説明とその資質をもった人の具体的な行動へのアドバイスへの導きもあります
自分を知り、他人を知ることができる
生活していく上で本当に一人で生きていくことって難しいですよね。
会社員の方はもちろんある程度の人数がいる組織に属する形になります。独立やフリーランスとして働く方も、誰かと関わりあいながら、そして少なくともクライアントと接することは少なからずあるはず。
ストレングスファインダーは自分の資質を知ることはもちろん、他人を知るにも良いツールです。ストレングスファインダーでは、それぞれの資質を持った人との働き方のアドバイスも紹介されてます。
もし、職場でストレングスファインダーに取り組んだ場合は、ぜひ結果をシェアしましょう。他人を知り、自分の強みを開示する良いきっかけづくりになると思います。
お互いの資質を知ることでそれぞれの強みを活かした仕事ができるようになるとチームとしての生産性が上がりそうですね!
ストレングスファインダー2つの注意点
自己分析をする上でメリットが多いストレングスファインダー。しかしストレングスファインダーを自己流で取り入れたがうまくいかないという人が時々います。そんな人は特にこの2つに注意してください!
- レッテル張りをしない
- 採用や昇進のための材料にしない
レッテル張りをしない
「あの人は〇〇の資質が高いから✖✖」「〇〇の資質が高いかたあなたはこんな人だね」のようにレッテル張りをしてしまうのはストレングスファインダー本来の活かし方ではありません。
自分勝手に「こういう人だ」と決めつけるのはやめましょう!
また、資質はそれ単体ではなく複数の組み合わせで機能します。組み合わせによって表面に出てくる行動・思考が異なるため、一つの資質だけで相手を決めつけることは、相手の可能性を狭めてしまうことになります。
採用や昇進のための材料にしない
ストレングスファインダーは、その人の成長やすでに存在しているチームがよりよく機能するために有効な「人材開発」のためのツールです。
「その仕事をするためにはこの資質が必要だ」「この資質がないから、その仕事ができない」といった言い訳に使用するのではなく、「あなたの上位資質を使うことで、どうやってその仕事をしようか」ということを考えるために使用してください。
ストレングスファインダーはどうやって受けたらいいの?
ストレングスファインダーにだんだん興味が湧いてきたけど、どうやって受けることができるの?
お!興味が出てきましたか!ストレングスファインダーを受ける方法は3つあります!
- 書籍を購入する
- Gallup社のサイトで直接アクセスコードを購入し診断する
- スマホ・タブレットなどで専用のアプリをダウンロードする
書籍を購入する
まず一つ目の方法が書籍を購入し、とじ込みでついているアクセスコードからストレングスファインダーを受けることです。
私はこの方法で測定しました!
書籍はお近くの書店や、Amazon・楽天でも取り扱っています。
\ネットからご購入されたい人はこちらから/
新品を買わなくても中古の書籍でもOK?
そこは要注意!アクセスコードは1回しか使用できません。よってアクセスコード使用済みの中古本を購入しても測定ができないです。中古の本でもアクセスコードが未使用であれば大丈夫なのでよく確認してくださいね。
Gallup社のサイトで直接アクセスコードを入力し診断する
参考:Gallup社HP
ネットで手軽にできそう!
そうですね!ただ少し書籍より費用は高いです。
トップ5の資質を測定するのに2,340円必要です。書籍は1,980円(税込)。360円程度の差です。
\サイトはこちらから/
スマホ・タブレットなどで専用のアプリをダウンロードする
上記からアプリをダウンロードし、アプリ内で課金することでストレングスファインダーを受けることができます。
パソコンでなくても、スマホ・タブレットで測定できるのが便利かも♪
たしかに!受けたい!と思ったときにすぐ受けられるのはメリットですね!
しかしこちらも書籍を購入して診断するより費用は高くなりますのでご注意を。
結局どの方法で測定するのがおすすめ?!
1番おすすめなのは「書籍を購入して測定すること」です!
理由は2つあります。
- 価格が1,980円(税込)で一番安い
- ストレングスファインダーの解説は書籍の方が詳しくわかりやすく書いてある
サイト・アプリからだと、書籍より数百円価格が高くなります。
また、自分の持っている資質やそれ以外の資質に関しても書籍はすべて網羅されているので、他人の持っている資質について学ぶ際にも最適かもしれませんね。
ストレングスファインダーを活かすには?
せっかく時間とお金をかけて測定するストレングスファインダー。
上位資質を知るだけで終わらすのはもったいない気が…具体的な活かし方をもう少し詳しく教えてほしいな…
主に以下の3つに活かしていくのが有効かと思います
- 就職活動に活かす
- 転職活動に活かす
- 仕事でのチームプレイに活かす
就職活動に活かす
学生から社会人になる際の就職活動。自己分析をして、今までの経験から培った経験をもとにした自己PRを考えて…おそらくはじめて自分とこんなに向きあう瞬間が学生時代の就活のタイミングかと思います。
自己分析の方法は色々あるかと思いますが、ストレングスファインダーも方法の一つかと思います!
どんな仕事がしたいのか、どんな仕事が向いているのか分からない人もいると思います。そんな人は自分の強みを知ったうえで企業や職種選びをするのも一つの方法だと思います。
自分の潜在的で言語化できていない強みを可視化することで見えてくることがあります。
転職活動に活かす
ある程度社会人経験を積み、転職をする際にもおすすめです。
実際私は転職活動をすることをきっかけに、ストレングスファインダーに取り組みました。
おすすめな理由は先ほどと大きく変わりませんが、転職組の面接はより即戦力として生かせる経験をアピールしたり、ロジカルな回答が求められます。
ストレングスファインダーで見えてきた上位資質に基づいた自己PRや現職で達成したことを面接で伝えると、面接官にも伝わりやすい印象です。
転職面接でストレングスファインダーの上位資質に基づいた話をしました。「志望理由やご自身の強み・転職してから取り組みたいことすべてに一貫性がありロジカルな受け答えでした」というフィードバックをいただきました。
キャリアの棚卸にぜひ活用してみて下さいね!
仕事でのチームプレイに活かす
ストレングスファインダーは自分だけでなく、他人も知るきっかけになるツール。
チームで仕事を動かしている方、さらにそのチームのリーダーをされている方は、「どうしたら生産性の高いチームが作れるだろうか?」「みんなの個性を活かしながらより良いチームを作るにはどうしたらよいかな?」と考えることがあると思います。
そんな時にぜひストレングスファインダーを活かしてみて下さい。可能ならばチームのメンバーでストレングスファインダーに取り組んでみるのも良いと思います。お互いの強みを活かしながらチームを動かすことについてのヒントを得られるでしょう。
筆者のストレングスファインダー上位資質は?
最後に実際ストレングスファインダーを測定した私の上位資質を紹介します。
1番強い資質は最上志向。全体的に見ると人間関係構築の領域の資質が多い結果となりました!
自分の強みを言語化できたことで、転職活動だけでなく、現職も、またこのブログの活動にも上位資質を意識しながら取り組めるようになっています。
ストレングスファインダーはあなたに強みを与えるものではなく、あくまでも強みを伸ばす可能性がどこにあるか見つけやすくするもの。
少しでも気になる人はぜひ取り組んでみていただきたいです。結論、ストレングスファインダーは特にこんな方におすすめです。
- これから就職活動をされる方
- 転職活動をされる方
- チームで仕事をされる方
- チームのリーダーのポジションの方
「自分の強みを知った上で仕事に活かしたい」「部下やチームのパフォーマンスを高めたい」という人に特におすすめです!
そしておすすめの受け方は「書籍を購入して測定すること」です!
ストレングスファインダーとは何か分かりました!測定してみようと思います!